Natural
High
タイトル:「かっこいい男、女になれ!!あなたのなかの”かっこいい”は、
環境問題の解決にむすびつくのか?」
担当学生:金山浩子
守尾慎一
目標:生徒に、市民・中学生として、実際に自分から環境問題について考え、
取り組み(行動)をしてくれることを目標にしている。
方法:対話型のワークショップにしたいと考えています。
キーワードを用いて、身近な例でかっこいい・わるい事例を考える。
例えば、「スポーツカーをぶっ飛ばす」と「自転車で山道を駆ける」では、
どちらがかっこいいのか?。生徒達からの意見を基に、担当学生が
それらの事例をカテゴリー分けしていき、各々のカテゴリーで共通なモノを
くくる。
そして、クラス全体でのかっこいい、悪いそれぞれのコンセプトマップを
作る。そのコンセプトマップの軸に、環境への影響をとって、自分達が
かっこいいと思っている行動が、どう、環境に影響するのか、を自覚する。
時間配分:趣旨説明・みんなのやる気を出させる(たきつける)時間・5分
個人で考える時間・10分
皆で考える時間・10分
マップ作り・20分
ふりかえり・15分
結論:生徒達の中の中にある、かっこいい・わるいという観念は、これからの人生の
進路や自分の職業を決定していく上において、大きな影響力を持っています。
普段、大人達のものさしで図られている生徒の内面的な基準も、近い将来
必ず自分だけで判断・決定しなければいけない時期がやってきます。
その時になって、地球規模での環境問題に配慮した行動をとるために、
自分達のなかの価値基準のものさしに、環境問題・環境保護活動への認識を
加えてもらえたらこのワークショップの目的は全うされたといえます。
先生も、この時間は生徒の価値基準で考え、彼・彼女たちの将来のためには、
どんな価値のものさしを持ったらいいか、この機会に考えてみられては
どうでしょうか。