1.エコファーム趣意書
(1) 設置趣旨
(2) 目的
(3) 事業母体
(4) 管理運営体制
(5) 事業活動
2.エコファームの歩み
1.エコファーム趣意書
(1) 設置趣旨
総合政策学部は、「自然と人間の共生、人間と人間の共生」を設置理念とし、「Think globally. Act locally.」をモットーとして、学生・教職員が ともに手を携えて新しいキャンパス・ライフの創造に取り組んできました。そのため、本学部はその教育研究の手法や運用においても新しい試みを次々と取り入れ、 さまざまな可能性に向けてチャレンジしてきました。発信型英語教育のための斬新なプログラムの開発と応用、企業や自治体、NGO等を対象としたインターンシップ制度 の実施、「本町ラボ」におけるオフキャンパス授業の実施、エコハビタットによる海外ボランティア活動の推進、地球温暖化問題をめぐる国際会議への学生ボランティア 団体の参加等、活発な活動が展開されてきました。これらのことが学部教育の活性化に対してどれほど大きな貢献をなしているか計り知れないものがあると思われます。
そうしたなかで、今回の設置提案にかかわる「総合政策学部エコファーム」の構想は、基本的には上記のような本学部の教育研究支援活動の一環として 位置づけられるものであり、学生・教職員の自主参加・自主運営の下に展開される以下のようなエコファーム事業を行なおうとするものであります。
(2) 目的
「総合政策学部エコファーム」は、環境配慮型農業の実践体験を通じて、総合政策学部における環境教育支援に寄与することを目的として、本学部の設置理念 である「自然と人間の共生、人間と人間の共生」にかなう諸々の事業活動をおこなうものであります。
(3) 事業母体
神戸三田キャンパスに通う学生・教職員を中心に、「総合政策学部エコファーム」を会員組織により結成します。しかし、これは単なる学生のみの課外活動団体 とは違って、専任教員が直接指導にあたることによって、学部における実習やフィールドワークとも連携を取り得るようにしたいと考えています。
(4) 管理運営体制
そのため、エコファームの正式な発足にあたっては、組織運営に必要な会則の制定と役員の選出が必要であります。これらの手続きを総合政策学部教授会において 行い、教授会の下に管理運営委員会を設置し、同運営委員会の統括の下にエコファームの管理運営に当たることとします。
(5) 事業活動
神戸三田キャンパスの一角に区画された土地を「総合政策学部エコファーム」の事業場として野菜栽培を中心に農業活動を体験するものとするが、その教育的意義 としては、次のようなメリットが考えられます。
農作業を通じて、いわゆる「土に触れ、土に親しみ、土に学ぶ」という、人間の生存にとってもっとも根源的な活動の意味を習得する。
農作業での集団活動を通じて、各人の役割と責任を自覚し、人間関係の取り結び方を学ぶ。
具体的な農業生産の事例を踏まえて、コンピュータによる生産・作業管理、原料・肥料管理、販売出荷管理のシミュレーションを体験する。
野菜を育てることを通じて、人間としての生きる力を体得する。このエンパワーメントは、いわゆる園芸療法等、福祉実践においても大いに利用可能と考えられる。
こうした活動を踏まえて、農・工・商のコラボレーション実現に向けた政策モデル提言に繋げていく可能性も大であろう。
以上
2.エコファームの歩み
1998
10月
Martenゼミ生を中心として「キャンパス・エコプロジェクト」が立ち上がる
1999
神戸三田キャンパス第二期整備計画開始
4月
「キャンパス・エコプロジェクト」で作られた堆肥が成果を上げる
7月
「総合政策学部エコファーム」(仮称)設置についての趣意書が作成される
8月
学内の一部を畑として利用する「使用許可願い」が提出される。
10月
13日、エコファーム開園
2000
11月
8日、収穫祭が行われる(チャペルアワーの一環)