Title

観光業は過疎問題を解決できるか

-岡山県成羽町吹屋の事例

発表者 #970 山崎 草平・#922 木下 貴史・#942 綱本 武雄
キーワード
要 旨

 『過疎対策の現況』によると、少子高齢化の進行の結果、地域コミュニテイの維持が困難になる例が増加するという問題が、中山間地では深刻になってきている。

 そのような中で、一つの打開策として、日本各地の過疎問題で悩んでいる地域が、観光産業をあたらに始めることを通じて、雇用を創出し、交流人口の増加を含めた形の人口維持・地域コミュニテイ維持のために模索を続けている。しかしながら、観光産業の地域経済への波及効果や雇用創出効果、さらに人口維持などへの効果は、はっきりとしない部分が多い。

 本研究では、人口減少・高齢化・少子化という過疎地の典型的な姿としての「備中吹屋」を研究対象として、そこで繰り広げられてきた観光産業と地元の人口・コミュニティの推移の関係を調査・報告することを目的とする。他の町には一般的に存在しない「室町・江戸時代の遺産」である「町並み」という魅力を活かしながら、「コミュニテイの維持」を目的にスタートした観光産業に関して、評価をおこなった。

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