A 千里ニュータウンが果たした役割
千里ニュータウンは日本初のニュータウンとして、日本の住宅政策上、様々な役割を果たしてきました。
大きく分けると次の4点にまとめられます。
- 良好な住宅・住宅地の提供
・高度経済成長期に良好で低廉な住宅を大量に提供し、住宅不足の解消に寄与
・当時としては先進的な間取りや設備で、集合住宅としての新しいライフスタイルを確立させた。
・都心に近い割には緑が多く、住環境が整備されている。
- 就業の場の確保
j従来の住宅団地とは異なり、千里ニュータウンは北大阪の中心都市として、千里中央地区に業務機能が計画され、就業の場を提供している。
- 北大阪地域の拠点形成と周辺の市街化の促進
交通網の発達や広域商業施設の立地により北大阪の拠点として発展。周辺の市街地へも教育研究機関・商業施設・医療施設の立地を促した。
- 全国のニュータウン開発の先駆け
日本初のニュータウンとして、以後のニュータウン開発のモデルとなった。
【参考資料】(財)大阪府千里センター 「千里ニュータウン40周年記念国際シンポジウム ニュータウンとその未来」プログラム資料,2002年
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