第3回 「三田市はこのままで大丈夫か―財政とまちづくり―」

5月13日(水)18:00〜  講師: 長峯 純一 教授

三田市は、1990年代に5年連続で人口増加率日本一を経験するなど、急速な都市化を経験した。
当時は勤労世代の流入によって市の税収も順調に拡大し、急速な都市化のため、あるいは旧市街地とニュータウンのバランスを図るための社会資本投資を相当推し進めた。しかし近年、人口増は止まり、90年代に拡大した公共投資の返済負担、さらには将来計画の狂いによる財政負担も上乗せされつつある。かつて税収増を元手に大きな基金を積み上げたが、それも逆に行財政改革への取り組みを遅らせてきた可能性がある。
こうした楽観できない情勢に、今後を見据えた改革が求められている。



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