52 『社会分化論』ゲオルク・ジンメル(中央公論社『世界の名著』)P424を参考  「未分化な社会においては平等とは全面的な規制によって行動全般を集団内において同じものにすることで達成されていた。   一方、分化した社会においては全体的平等の形は変化する。個性の本質と価値を強く意識することが平等の概念なのである。つまりすべての人間は個性を持ち得るという立場、形式の平等が重視され、個性の中身、特性は同一化されない。」