本の紹介

 ここでは、環境倫理に関する本を紹介します。いずれも、この論集をつくりだすときに力になった文献であり、またおすすめの文献でもあります。

入門書

環境倫理学のすすめ 加藤尚武 丸善ライブラリ 1991
トピックごとに章をもうけて論じる。ちょっと古くなった。
自然保護を問い直す 鬼頭秀一 ちくま新書 1996
環境思想の流れを概観し、白神山地の環境保全を考える。

体系書

環境思想の系譜1〜3 小原秀雄:編 東海大学出版会 1995
大体の流れはこれで分かる。シンガーとフレチェットとは入っていない。
環境の倫理(上・下) K.S.シュレーダー=フレチェット 晃洋書房 1993
フレチェットの世代間倫理と周辺の議論が中心。シンガーも入っています。
ラディカル・エコロジー 産業図書 産業図書  
ディープエコロジー、スピリッチュアルエコロジー、エコフェミニズムなど

その他のおすすめ

ロデリック・ナッシュ/自然の権利/TBSブリタニカ/1993
リン・ホワイトJr./機械と神/みすず書房 /
ジョン・パスモア/自然に対する人間の責任/岩波書店/1979
クリストファー・ストーン/樹木の当事者適格/現代思想/1990/11
ピーター・シンガー/動物の権利/技術と人間/1988
ピーター・シンガー/実践の倫理/昭和堂/1991
アルド・レオポルド/野生の歌が聞こえる/講談社学術文庫/1997
ワーウィック・フォックス/トランスパーソナルエコロジーに向けて/平凡社/
今道友信/エコエティカ/講談社学術文庫/1990
岡島成行/アメリカの環境保護 岩波新書/1990