[10] この問題は、クーリーの『社会と我』に詳しい。しかし、もはやこの本は絶版で入手困難である。そこで、ここは孫引きになることをご容赦願いたい。「鏡に映った自我」概要は以下の通りである。 「自分の顔や姿は鏡に映すことによってわかる。それと同じように、人間は鏡としての他者を通じて自己を知ることができる。他者の認識や評価などが自己のあり方を大きく左右する。自我は他の人間とのかかわりにおいて社会的に形作られる」(『命題コレクション社会学』P6)