[16] 私は便宜上、社会の通時性と共時性とを分類したが、本質的には同一のものである。なぜなら、家族一つを取り上げても、家族の伝統は通時性の枠内に納まるし、配偶者・子どもなどの家族構成は共時性の枠内に納まるからである。