[5] 文化産業は欲望を刺激し、中途半端に満足させることによって、さらなる欲求をつくりだす。 「文化産業の地位が確固としたものになるにつれて、消費者たちの欲求は文化産業によって一括して処理されるようになる。消費者の欲求を文化産業は作り出し、操縦し、しつけ、娯楽を没収することさえできるようになる。」(啓蒙の弁証法p.221)