[1] <参考:尾高邦雄「世界の名著 ウェーバー」東京、中央公論社、1979、経済と社会集団、p.585>
『(近代発展期には)個人にとっては安全保障はもはや家や氏族によっては与えられず、政治権力のアンシュタルト的な団体によって与えられているという事実を度外視したとしても、「家」と「職業」は場所的にも分離されているので、家計はもはや共同の生産の場ではなく、共同の消費の場にのみなっている。』