[6] 私が定義する近代デジタル型思考とは、まず二つの枠組みが存在し、次に物事をどちらかの枠組みに分類していく方法のことを指している。例えば一つの音楽を、ONとOFFによって表すCDの技術は、すべてをON/OFFの二元に分類して成立している点で近代デジタル型思考の産物といえる。