関西学院には、設立当初からキリスト教という大きな精神と深い繋がりがあります。米国南メソジスト監督教会の宣教師でもあり、関西学院の創設者である W・R・ランバス宣教師は伝道活動の長期展望のもとに、牧師、伝道者の養成とキリスト教主義に基づく青少年教育を授ける男子の総合学園設立を目指し日本での宣教活動を始めました。そして、その際に設立されたのが関西学院であり、そこから関西学院の歩みが始まったと言えるでしょう。

また、関西学院におけるキリスト教の精神は、W・R・ランバスの精神を汲んだ国内・国外をとわない多くの宣教師、牧師によって培われ、関西学院の柱となる精神になったのです。現在となっても、キリスト教精神は礼拝や授業などにも垣間見られ、確かに受け継がれていると言えるでしょう。