口頭発表2日目(1日目はこちら)

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10:00 エコファームの明日はどっちだ?!〜内発的発展の一石として〜 日本におけるバイリンガリズムの実態 13:00 消費社会における広告の機能と役割 「盛り場のイメージをさぐる 〜乙仲通界隈と元町商店街〜」
  久枝暁 前田啓典

 
北川麻衣子 北川福太郎   野上孝子 上田耕憲 青井孝之 福一千絵 下保悦子 石田茜 藤田小百合 藤本広実 
吉村一真
   いまや、活動団体からも遠い存在となったエコファーム。区画は顧みられず、作物は放置され、かつて畑の姿は見るべくも無い。エコファーム運営の失敗の原因はなんだったのか。自分達の活動経験とヒアリングを元に、エコファームの意義と運営法を再考し、内発的発展の一石としたい。

 
 日本では、多くの人々が日本語以外の言語を学習し、接触する機会を持つ。その為、日本はバイリンガルと結び付けられる社会であるといえる。しかしながら、バイリンガルと言うことばは、広義で動的な程過と言われているにも関わらず、日本で考えられるバイリンガルには偏りが見られる。つまり、バイリンガル イコール かなり高い2言語能力が期待されると言うことである。そこで発表では、バイリンガルということばの定義について、見直し、日本のバイリンガルに対する態度を、山本雅代教授(2001)の研究の追調査を行うことにより、日本でのバイリンガルに対する意識の態度をより明らかにすることを目的としている。

 
    私達は消費者個人に与える広告の影響と、消費社会の中での広告の機能に言及する。企業の顔である広告が、私達の脳の情報処理過程と消費社会の構造にどのような影響を与え機能しているか、という切り込み口から捉え、消費社会構造の再考を図りたい。
 
  昔ながらの老舗が立ち並ぶ伝統を持つ「元町商店街」。若手のクリエーターやデザイナーが集積する、ファッション感度の高い「栄町通り・海岸通り」。今、神戸には、この2つの相反する性格の「盛り場」が隣接した地域がある。神戸の盛り場で、最も古い歴史を持つ「栄町商店街」、最も新しい盛り場として脚光をあびる「乙仲通(栄町通・海岸通)」界隈。景観は他との差別化を図るうえで大きな要素だ。イメージができあがっていると言われる「元町商店街」。新しいまちのイメージを作り出してきている「乙仲通」界隈。まちのイメージとは、どのような「景観要素」からできているのか。盛り場を事例にさぐる。
10:30 酒池肉林の“肉林” 漫画(まんが)道(みち) 13:30 ボスニア・ヘルツェゴビナの悲劇 デカンショ祭の費用便益
  蛯原篤史 森本創

 
藤原明子   大西俊二 月岡悠 長島千佳
   ベジタリアンについては、あまりにも多くの無関心と無知、誤解が存在します。例えば、試しに一つ例を挙げれば、アメリカ人が一週間のうちに一日だけ全く肉を食べない日を約束してそれを実行すれば、全世界において飢餓で亡くなる人がいなくなることをご存じですか?どうしてこのように単純で著しく有効な解決策が知られていないのでしょう?理由は簡単です。知られることが禁じられているからです。誰によってかは想像してください。何も知らずに食べ続けることは罪ではないですか?とりあえず、ベジタリアンについて把握し、判断してください。  今や成熟段階にある漫画業界。ここでは日本文化として評価されつつある漫画をひとつのメディアをして捉え、戦後からの発展過程を当時の世相・統計データなどから推測し、それをもってこれからの読者が進むべき“まんがみち”を提示します。
 Keyword : 戦後漫画史、大人の漫画、再販制度、法規制化、海外への文化輸出
 
    冷戦終結後、民族紛争は激化し、今こうした瞬間にも、紛争で命を落とす人々は存在している。旧ユーゴスラビア諸国では民族同士の対立が激化した。その結果各民族がお互いに憎み合い、民族浄化という名の下で対立する民族を殺戮し、家を焼き払い、その土地から追い出す行為が行われた。しかし、このおうな民族浄化によって、家族を奪われた人々は、その記憶を決して用意には忘れず、代々受け継がれる。憎しみが憎しみを呼び、簡単な方法では絶対に解決しない。このように人々はなぜ民族が異なると言う理由で殺し合うまでに至るのか?  デカンショ祭にかかる費用と便宜を、旅行費用法という手法を用いて、分析します。今年8月15日、16日に行われたデカンショ祭に実際にアンケート調査を行い、そのデータをもとに、来場者を居住地別にグルーピングし、そのゾーンごとに、交通費用、時間費用を求めます。交通費用と時間費用の合計を総旅行費用とし、平易金旅行費用と千人当たりの来場者をY軸、X軸に回帰曲線を出すことによって、各ゾーンの消費者別需要を求め、その合計をデカンショ祭から得られる便宜とします。単純に、来場者が、どれだけの時間をかけて、どれだけの交通費用をはらってデカンショ祭に来る価値があるという気持ちをお金に換算することになります。祭りの中でも屋台などで得られる経済効果に注目するのではなく、祭りの価値を便宜として計算していきます。その祭りの価値を、祭りをする際にかかった費用の比較、検討します。
11:00 遼寧省を中心として、中国外資導入政策の分析とその役割を検証する オープンガーデンで、市民主体のまちづくりを!! 14:00 Conflict in NIPPON 正しい仕事と楽しい仕事
  王エイ


                   
中西真由美

 
  溝手亘 吉原典男 杉本真知子 森由美 八代葉莉

 
新井千賀子
    中国は2000年には、GDPが1兆億ドルを越え、世界第7位の経済規模に達した。この成長をもたらした主因一つは、1980年以来の対外開放路線による大規模な外資導入である。ここで、私は改革開放以降の中国外資導入政策の流れを時代を追って捉え、遼寧省を実例として、中国で外資企業の存在とその役割を検証したい。  イギリスが発祥のオープンガーデン。個人宅の庭を公開し訪問者を招く。それは、日本ではガーデニングブームの一端として始まりました。しかし現在、そのブームを超えて@庭の公共空間に与える影響という「景観形成」の観点、A私有地の緑化という「環境」の観点、またB市民主体のまちづくりという「市民主体性」の観点において、オープンガーデンのまちづくりへの可能性が大きくクローズアップされています。三田におけるオープンガーデンの事例をもとに、オープンガーデンの課題と可能性を探ります。ぜひ、見に来てください!
 
    今やアフガニスタン、イラク、イスラエル等の中近東の問題がクローズアップされ、東ヨーロッパの紛争は忘れ去られている。中近東にはない問題によって引き起こされた紛争、その中でも最近勃発したコソボ問題に着目した。その内容、状態を日本に置き換え、政策を予想する。身近に感じれないことだからこそ、やるべきことではないだろうか。   教師、公務員、企業・・・。もうあなたは自分の進む道を決めていますか?そのまま真っ直ぐ行けば、あなたの人生は順調かもしれない。でも、最短の道は多くの場合、正しいけれど、多くの場合、楽しくない。他人の考えで正解するより、自分で考えて間違えよう。正しいだけじゃなく、楽しい仕事をできる力を身につけてほしい。実はそれが、いわゆる「いい仕事をする」ということ。そして、その力は、自分で考えて間違えたことで身につく。あなたの人生を広げるような人生の失敗の代表作をドットジェイピーで作ろう。
11:30 アジア経済の展望 
−日中経済の現状と未来ー
遊園地今昔物語〜宝塚ファミリーランドよ、フォーエバー 14:30 首相公選制を導入しよう イメージ↑あま!〜こんなにすばらしい尼崎〜
  許小楽 禅定慶子

 
  三宅義夫 小林大介 稲垣瑞恵 光森仁美 松岡尚徳

 
福地正人
  @ 過去の経済モデルとアジア経済
  アメリカ経済 EU経済
 上記の二つの経済形態(発展の仕方や経済統合・その後など)の特徴を歴史を見ながら説明。
A アジア経済の展望
・ アジア経済の情報産業・アジア地域の発展・日本と中国
これらの事柄を考え、これからのアジアについて結論を導き出す。
  来春、宝塚ファミリーランドが開園から91年の歴史に幕を閉じる。ファミリーランドは宝塚温泉、歌劇とともに阪急電鉄の「沿線文化」として、長年にわたって周辺住人から親しまれてきた背景がある。しかし娯楽の多様化、少子化・核家族化など、時代の流れは遊園地から客足を奪う傾向にある。こういった伝統ある遊園地の淘汰は今後ますます加速するのか、家族で楽しむ娯楽の未来はどうなるのか−宝塚ファミリーランドの閉園を気に、遊園地の中での我々が生み育ててきた文化について大衆が求める「遊び場」の変遷とともに考察したい。     あなたは今の政治に満足してますか?私達の知らないところで決まる国のリーダー、与党のお家事情によって決まるリーダー、続かないリーダー…そんなリーダー選びに飽き飽きしたのか、有権者が直接首相を選ぶ首相公選制を求める声が今強くなっている。そこで、私達は大胆にも首相公選制を導入することを提案する。なぜ今首相公選制なのか?メリットは何なのか?問題点は何なのか?私達は、首相公選制の可能性と展望について考える。   尼崎が話題になるとき、「公害」「猥雑」「人口減少」「財政難」などネガティブなキーワードをもって語られることが多い。一般に人々が抱いているイメージもあまりよいものではない。だが、尼崎には外部からは(あるいは市民も)気づかないような、隠れた魅力が存在する。また一見猥雑で退廃的な印象も、視点を変えればそれは「個性」と呼べるのではないだろうか。我々はそういった特性を逆に評価し、市の内外に広く宣伝することで、みな(市民ふくむ)の尼崎に対するイメージを変える。そして、失われた「工業都市」としての誇り、もしくは新たなるイメージを世間に示すことを目標とし、その具体的な事例を、映像を交えて紹介する。 

 
      15:00   地域の「足」を守れ! 〜地方公共交通の現状と展望〜
        深田浩嗣
            「公共交通」をテーマとした発表です。2001年の法改正により、地方の不採算鉄道路線=「地域の足」が軒並み廃止・休止になる可能性が出てきました。そこで、鉄道のもつ「公共性」と鉄道会社の「経営合理化」の観点をどの部分で調和させるのかが問題となります。本発表では法改正で生じた問題点をわかりやすく整理・解説するとともに、新幹線開業に伴う「並行在来線問題」など最新のトピックスを取り上げます。今後の地方公共交通機関のあり方を考えるヒントにしていただければ幸いです。