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■プロフィール
新井 千賀子 (アライ チカコ)
関西学院大学3回総合政策学部メディア情報学科在籍
『新井 千賀子インタビュー』
−いい具合に、プロジェクトXです。(笑)さて、いくつか質問させてくださいね。
活発に学外で活動する新井さんですが、その原動力はなんでしょうか?
「外に外に向かっているのは、高校時代の反省で、受験勉強に追われ、勉強三昧の高校三年時代に外で何が起こっているのかというのが全く分からない状況だった。シャットダウンされた塾や教室の中での生活が楽しくなかった。だから大学に入ったら、いろんな人と交流して楽しんでやろうというのがありました。」
「まぁほんとの所はAO入試なんですよ。(笑)学外で活動してきたことを書きなさいという欄があって、自分は勉強ばかりしかしてきてなくて、何も書くことができなかった。その事実に愕然としたんです。自分はなんて薄っぺらい人間なんだろうって。そこで、大学生になったらもっと厚みのある人間にならなあかんなと思った。これも一つのきっかけですね。」
−学外で活動しているイメージが強いですが、その理由はなんでしょうか?
「学内の人って、価値観がすごく似てるんです。育った環境や、歩んできた過程が似通っている。その分、居心地はいいんだけど、刺激がすくない。学外にはいろいろな価値観をもった人に会える。居心地は多少悪いかもしれないけど、自分を高めるためには、学外のちょっと違った風にふれてみるのも面白いかなと。ドキュメンタリーって主観で撮れるんですよ。自分の思った事を素直に表現できるものだと思うんです。自分に正直に作れるのがドキュメンタリーだと思うんです。TVと違って視聴率とか考えなくていいしね。(笑)」
−今現在、夢に向かって何かされていますか?
「もっと私みたいな人が増えたらいいと思う。いや、そんな人はあんまりいらんけど(笑)。
機材や環境がそろえば、学生でも簡単に映像作品を作れることをもっと多くの人に知ってもらいたい。私自身、ビデオカメラを持ってからTV大阪に出すまで一年も経ってないんです。学内では4S(フォース)という団体を作って、映像制作したいと思っている学生さんとかに、スキル講座を開いたり、総政生が作った作品をいろいろな人に見てもらったり、そういうところから始まって、将来的には、Webでそうした番組を世界からアクセスできるような環境をどんどんと整えていきたい。しいては関西で映像を作っている人の作品も載せていきたいと考えています。」
−夢を語る人は多いけど、実際に行動しはじめられる人は少ないと思う。なにか秘訣でも?
「思い立ったら、即行動するところかな。団体作るにせよ、ルールなんて存在しない。実際、4S(フォース)もスタッフは四人だけ。できることからやる。失敗を恐れずにやってみることかな。学生のうちは失敗しても許されると思うしね。あと、自分は思い描くだけで、なかなか行動に移せないなという人は、実行力のある人をそばに置いとくんですよ。形にしてくれる人を。」
−ずばり、今の学生生活に満足していますか?
「しています。」
−では、やりたいことが見つからず満足していない学生にひとことを(笑)
「自分の好きなこと、ちょっといいなと思うことを実際にやってみること。どうしたらつなげていけるかを考えてみること。”つながり”というのを発想の中に持っとくといいんじゃないかなぁ。ま、やりたいことが見つからなければ休んでいてもいいと思う。それができるのも学生の特権だしね。」
−確かにそのとおりだ。うーん、力強いなあ。本日はありがとうございました。m(‐_‐)m
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