総合政策学部での教育方針におけるMastery for Service
総合政策学部の教育方針の軸にある「 ヒューマン・エコロジー 」という総合政策学部の教育理念と先程述べた「Mastery for Service」とは密接に関係していると考えられます。これは、「自然と人間の共生、人間と人間の共生」という視点から社会の問題を発見し、解決への政策を提案できる人材を育てることを表しています。言い換えれば、関西学院大学総合政策学部での4年間の間に、学生には物事の相互関係を明らかにし、抜本的な解決案を生み出す能力の土台を作ることが求められているのです。そして、その解決案を実際の社会に一つの政策として打ち出すことが出来る人材が育っていくことを言い表しているのです。
ツツジ

 また、そういった人になるためには幅広く総合的に学問を学び、自分の能力を過信することなく、社会のためにそれを生かそうと考えることが必要です。そして、この社会と言うのは地球社会全体を指すものであり、持続発展が可能な社会を作るために努力せよということなのです。実際に、関西学院大学はアジアの大学としては初めて国連ボランティア計画と協定を結び、今年から学生をボランティアとして開発途上国に派遣しています。地球社会を見るための一環として、そして奉仕することを学ぶ場を学生達に提供しているのです。これらは、「Mastery for Service−奉仕のための練達」そのものなのです。

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