新学科開設記念プログラム 総合シンポジウム「平成維新 -政策転換のゆくえ-」 12/16(水)16:50~19:00 神戸三田キャンパスⅥ号館101教室にて

今年8月の衆議院議員総選挙において、民主党は現憲法下で行われた選挙として一党で過去最多の議席を獲得し、9月に鳩山内閣が発足しました。明治以来続いてきた政治と行政のシステムの転換をめざす民主党政権のもとで何が変わろうとしており、私たちはそれをどのように捉え、行動すべきなのでしょうか。
多彩なキャリアを持つ総合政策学部の教員が、今、最も重要な問題である政策転換のゆくえについて徹底討論します。

日 時:12月16日(水)16:50~19:00
場 所:神戸三田キャンパスⅥ号館101号教室
プログラム:
 問題提起(基調講演)「民主党政権で何が変わるのか―国際情勢も踏まえて」
 小池 洋次 総合政策学科教授
 パネルディスカッション「平成維新―政策転換のゆくえ―」
 パネリスト: 長峯 純一 総合政策学科教授   加藤 晃規 都市政策学科教授・副学長
         村上 芳夫 都市政策学科教授   中野 幸紀 国際政策学科教授
        久野  武 総合政策学部長・総合政策学科教授
 司  会 : 小池 洋次 総合政策学科教授

 

講演者とパネリストのプロフィール & 鳩山政権へのひとこと

小池 洋次 教授
小池 洋次教授

横浜国立大学経済学部卒業。日本経済新聞社でのマクロ経済政策(財政・金融・農政)担当、シンガポール支局長、ワシントン支局長、日経ヨーロッパ社長、論説委員等の経験を活かし、政策に関する諸問題を国際的視点から分析、研究する。専攻は政策形成過程論、アメリカ政策。

鳩山政権へのひとこと「マニフェスト原理主義でよいのか?」

長峯 純一 教授
長峯純一教授

茨城大学人文学部卒業、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。公共政策の意思決定プロセス、政策の手段と効果の評価等について、経済学的分析を中心に、政治・行政のメカニズムも含めた総合的研究を行う。専攻は財政学、公共経済学、公共選択論。現在、日本公共政策学会の副会長職にある。

鳩山政権へのひとこと「マニフェストが本当に実行されると、日本の財政は破たんする。」

加藤 晃規 教授
加藤晃規教授

京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科博士課程中退(工学博士)。イタリア都市の比較論的研究を経て、都市再生プロジェクトの策成やランドスケープデザインなどに関わる。専攻は都市政策、環境デザイン。

鳩山政権へのひとこと「コンクリートから人への都市政策転換とは?」

村上 芳夫 教授
村上芳夫教授

関西学院大学法学部卒業、同大学院法学研究科修了(法学博士)。「地方自治」や中央と地方の関係や広域行政を含む「政府間関係」に焦点を当て、ここ数年は、大都市圏における広域問題を切り口として、中央と地方および地方間の政府関係を分析。専攻は行政学、地方自治論。

鳩山政権へのひとこと「CO2の25%カットは、ヒットだと思う。事業仕分けでの、地方交付税を廃止・削減対象にしなかったのは当然。沖縄問題は、原則を再度提示する必要あり。」

中野 幸紀 教授
中野幸紀教授

京都大学工学部、同大学院工学研究科修了(工学博士)。MITI、ENA、JETRO-Geneva、ASEAN-Centreなどでの実務経験を踏まえ、France、EUなどを対象に環境・エネルギー、情報通信、産業発展などの政策研究を進めている。専攻は技術進歩とメゾ・マクロ経済分析。

鳩山政権へのひとこと「日本型市民社会構築に期待。」

久野 武 教授
久野武教授

京都大学農学部卒業。環境庁(現・環境省)など官庁において行政官として一貫して環境問題に携わった後、本学部に就任。社会経済構造の変革も視野に入れた環境行政のあり方を考察する。毎月環境webのEICネット上で「H教授の環境行政時評」http://www.eic.or.jp/library/prof_h/を発信している。専攻は環境行政、環境政策。

鳩山政権へのひとこと「土建屋国家からの脱却を目指せ。」

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