環境倫理研究会

 このほど、鎌田ゼミのサブゼミで環境倫理を取り扱うことになりました。環境倫理という分野は、環境を守らなければならない理由を論理的に証明するというより、まず「自然が好き」という直感があり、それに対して思想を構築するという方法が取られています。これは、ともすれば貧弱な価値論争になります、。しかし、私たちはこの様な論争を見守ることにより、新しい価値観を構築しようという能動的な働きかけを見つけだすことができるでしょう。そして、そこから新しい「環境倫理」の可能性を見いだすことができるのではないでしょうか?

吉良 敦岐


第1回:12月17日(水)

 動 物 開 放 論

発表者

 吉良 敦岐

参考文献

●「環境思想の多様な展開」東海大学出版会、より
  『動物の権利擁護論』トム・レーガン
  『動物開放論争』J.B.キャリコット
  『なぜ動物の権利が必要か』マイケル・W・フォックス

●発表用レジュメ


第2回:1月14日(水)

環 境 倫 理 学

発表者

 生島 卓也

参考文献

●「環境思想の多様な展開」東海大学出版会、より
  『自然保護』アルド・レオポルド
●アルド・レオポルド「野生の歌が聞こえる」講談社学術文庫

●発表用レジュメ


第3回:1月21日(水)

ディープ・エコロジー

発表者

 志摩 健司

参考文献

●「環境思想の多様な展開」東海大学出版会、より
  『手段は質素に、目的は豊かに』アルネ・ネス
  『ディープ・エコロジー』ビル・デヴァル
●フリッチョ・カプラ、アーネスト・カレンバック著
  『ディープエコロジー考』佼成出版社

●発表用レジュメ


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