小西尚実 研究室

Konishi Research Seminar Official Homepage

Kwansei Gakuin University, School of Policy Studies

Philippines
 

 

本プログラムについての感想をゼミ生がBlogに投稿しておりますので、あわせてご覧ください。

 

(1 of 2) Career Seminar @ 梅田キャンパス

2010年12月11日

梅田キャンパスにて社会人と小西ゼミの学生が集まりセミナーを実施しました。

プログラムは2部構成。

▲ 第2部終了後の小西先生による総括の様子。

 

第1部では、学部を卒業後2~3年を社会人としてキャリアを積んでいらっしゃる先輩方によるプレゼンや座談会を行いました。

第2部では、10年以上のキャリアを積むMRの方によるキャリアのお話をうかがいました。「挫折」「転職」「使命感」など長くキャリアを積んでこられた方ならではのプレゼンで就職活動を経験する学部生にとって非常に興味深いものでした。

(2 of 2) Career Seminar @ 神戸三田キャンパス

2010年12月15日

「大手人材派遣会社人事部長による講演」

小西先生の講義「政策課題研究G」の 受講生と本ゼミの学生を対象に少人数のセミナーが実施されました。会社の概要を少しお話しいただいたうえで、「キャリア」についての考え方を学ぶセッションになりました。ここでは、セミナーの内容を踏まえた要約を掲載します。Blogにゼミ生による感想が掲載されていますので、そちらもご覧ください。

 

就職活動において、多くの学生が企業研究をしますが、事業内容や社風と並んで、福利厚生や人事制度に関心を持っているケースがよくあります。しかしながら働く上で重視することは本当にこのようなことなのでしょうか?

新卒の離職率が高いとされる昨今、3年どころか半年で初期のキャリアを投げ出す人が多くいるそうです。その原因が福利厚生の欠如によるということは、そう多くはないと思います。
内定をもらい、4月1日に突然社会人になり、「学生らしさ」が残ったまま仕事をこなすと、少なからずギャップが生じます。そのためストレスや不満が増え、仕事へのモチベーションに悪影響を及ぼしてしまいます。

このようなことを避けるには、「社会人の資質」を学生のうちに身に着けることが重要だと考えます。学生時代に獲得したキャリアを簡単に投げ捨てるのではなく、試行錯誤を重ねながらキャリアを積める最低限の体力が必要なのではないでしょうか?

仕事を一通りこなすことができ、会社を客観的に見つめられるようになるまで、3年~5年は耐えることが求められると感じました。