A 学 祭 模 擬 店 の こ と

 

リサーチフェアでの私たちの発表「〈マーケティング〉と〜」のきっかけとなったのは、今年の10月に開催された大学祭の模擬店運営でした。私たちは模擬店を成功させるために、次のようなことを計画、実践しました。

商品の企画

・商品としての目新しさ、調理の容易さ、また単価の安さという点から「揚餃子」に決定しました。本来はこの企画段階に最も慎重であるべきですが、時間の制約上十分に検討することができませんでした。
・2回の試作・試食会を実施しました。

販売戦略

・チケット制を導入しました。チケット購入者にはジャンケンの勝敗により半額にするというサービスを実施しました。これは期待値計算によると全体の売り上げの12.5%になります。つまり、全部を12.5%割引するに等しいということです。
・チラシを400枚以上配布しました。
・学祭パンフレット掲載のキャッチフレーズには、おいしさのG(餃子)スポットという、きわめてセンセーショナルな挑発的なものを採用しましたが、この効果のほどは定かではありません。

店舗運営

接客マニュアルを作成しました。言葉遣いから応対の仕方など、スタッフ全員に統一感を持たせました。
・スタッフ全員のユニフォームを統一しました。ユニフォームに必然性を持たせるために、「学校」という統一テーマ・物語を設定しました。

結局、この模擬店運営に関しては若干の黒字(3000円程度)が出ただけで、ママゴトの域を超えなかったというのが、正直なところです。

 

※学祭の収支一覧と、接客マニュアルについては「付録:学祭模擬店関連情報」で見ることができます。

 

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