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4章 認知科学
少しアトムが作れるかの話しからそれましたね。
では話しを戻しましょう。
アトムを作るためには頭の部分、つまり人工知能がどこまで人間らしい表現ができるかも重要になってきます。先に結論から言えば、現時点では不可能です。それは5章のフレーム問題で説明します。ここでは、体編の言語の所(2章)で触れた話しをさらに詳しく書きます。
言語の所で、イライザとアリスは試していただけましたか?これは会話プログラムとわかっているので、相手はコンピュータであるとわかってしまいます。
ではもしチャットで、相手は人間であると言われた上でアリスなどの会話プログラムと会話したらどうなるでしょうか?中には本当に人としゃべってると思う人もいるでしょう。
これが言語の所で、『イエスとも言える』と言った理由なのです。人がロボットを『人間』と認識すれば、それはもう『人間』なのです。映画『ターミネーター』に出てくるような、人間そっくりなロボットがもしできた場合、それを人間としてしまっても問題ないと思います。
つまり、認識として人間と思えば、それは人間であるということです。(チューリングテスト)よって、上手いこと人間を騙す会話プログラムができれば、会話の部分ではアトムができあがるでしょうね。
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